給湯器の水漏れはどこに連絡すれば良い？居住形態ごとに修理連絡先を解説します

給湯器から水漏れがしているのだけど、どこに連絡すれば良いのかな？

給湯器の故障しているのか、どうしたら良いのか分からない。

持ち家 or 賃貸契約によって連絡先が異なる

住居形態	連絡先	修理費用
持ち家 分譲マンション	給湯器メーカーのサポートダイヤル 地域の給湯器業者・ガス会社	自己負担
借家 賃貸マンション 賃貸アパート	管理会社 大家さん	負担なし ※管理会社が対応

給湯器メーカーのサポートダイヤルへ相談

サポート窓口では以下のような相談が可能です。

サポート内容は、電話でのトラブル案内と、指定サービスショップへの修理手配を依頼できます。ただし、お湯が出ない場合は、緊急性が高いケースを除き、ご自宅への駆けつけサービスには対応していません。

深夜帯などサービスショップが営業していない時間帯は、翌営業日の対応となっています。

少しでも異常を感じたら、点検を受けましょう

＼対応が早い！専門業者をピックアップ／

ミズテック	キンライサー	東京ガス
駆けつけ 最短30分	駆けつけ 最短当日	駆けつけ 最短当日
給湯器本体 最大91％割引	給湯器本体 最大80％割引	給湯器本体 最大77％割引
北海道、東北 関東、東海 中部、関西	全国対応 24時間 365日無休	関東圏 東京、神奈川、千葉 埼玉、茨城、栃木
商品保証 10年 工事保証 10年	商品保証 10年 工事保証 10年	工事後 サポート制度あり
自社スタッフ施工 水道局指定工事店	豊富な工事実績 スピード対応	ガス供給会社 信頼性の高い工事
無料見積	無料見積	無料見積

最短30分！今すぐ給湯器交換・修理を依頼するなら

業界最安値保証・水道局指定工事店

＼ノーリツ・リンナイ・パロマ正規販売店／

対応エリア	北海道、東北、関東 東海、中部、関西 ※ 一部エリア外の地域あり
営業時間	24時間・年中無休 ※最短30分駆けつけ
取扱メーカー	リンナイ、ノーリツ、パロマ、長府 三菱電機、パナソニック、ダイキン
給湯器の割引	最大91%割引
現地調査・見積もり	無料 ※ 写真での見積もりも可能
工事担当者	自社スタッフ ※ 水道局指定工事店
支払い方法	現金、各種クレジットカード ショッピングローン
保証期間	商品保証＋工事保証 10年間

ガス給湯器の人気機種・参考価格

＼Amazonギフト券プレゼント中／

※無料相談・見積依頼もできます

修理を依頼した場合の出張費・修理費用の目安

項目	費用目安
出張料 ※訪問・点検	約2,000円〜5,000円
技術料 ※作業工賃	燃焼系：約5,000〜10,000円 ※バーナー・ガス電磁弁など 電装系：約3,000〜15,000円 ※基板・配線など 水制御系：約 5,000～12,000円 ※サーミスタ・センサなど リモコン：約7,000円〜15,000円 ※表示不良など
部品代 ※交換用部品	約5,000円〜30,000円以上
合計金額	約15,000円〜50,000円

※ 費用はあくまでも目安です。修理の難易度、給湯器の号数・機種・年式によって費用は変動します
※ 給湯器設置を依頼した会社で保証が適用になる場合があります。まずは確認しましょう。

給湯器の耐用年数は10年・経年劣化で修理できない場合がある

給湯器の一般的な寿命は約10年とされています。

ノーリツなどメーカーの設計標準使用期間にも明記されており、使用頻度や設置環境によって多少前後するものの、10年前後を境に故障や不具合のリスクが大きく高まるためです。

10年を過ぎた給湯器については、メーカー側で部品の供給が終了していることが多く、修理ができない、部品を入手できたとしても高額になるケースも珍しくありません。

また、たとえ10年に満たない機器であっても以下のようなケースで交換をすすめられる場合があります。

※BL認定品の部品供給は10年、それ以外の給湯器は7年

このような場合、一時的な修理を行うよりも給湯器を新しく交換してしまった方が長期的にみてコスパに優れ、また安心して使えます。

10年は給湯器の寿命として目安ではありますが、ケースバイケースとなります。

賃貸は管理会社か、大家さんへ相談する

賃貸物件で給湯器が水漏れした場合、入居者が自分で修理業者を手配する必要は基本ありません。

給湯器は物件の設備としてオーナー（貸主）の所有物にあたるため、修理費や交換費用は管理会社や大家さんが負担するのが一般的です。

仮に、修理業者に連絡しても賃貸物件の場合は管理会社へ相談するように案内されます。

まずは管理会社へ連絡しましょう。大家さんと面識がある場合は相談してください。大手のシャーメゾンやD-room、大東建託などは入居者用のスマホアプリなどを用意しており便利です。

修理連絡をする際にチェックしておきたいこと

給湯器の水漏れは、状況を正確に伝えることで対応がスムーズになります。修理依頼をする前に、以下のポイントを確認しておきましょう。

リモコンのエラーコードチェック

自動お湯はりが止まらないとき、まず最初に確認したいのは リモコンにエラー表示が出ているかチェックしてみてください。エラーコードは、給湯器内部の故障や異常を示すサインです。

たとえば、以下のような異常があったときにコードで表示されるようになっています。

エラーコード	内容
173	暖房回路漏水検知 ※暖房配管などの点検が必要です。暖房配管の中に空気が残っていないか(エア噛み)確認して下さい。配管の漏れ点検下さい。
111	燃焼制御装置の非検知 ※ガスメータ、ガス元栓、オイルタンク元栓等を確認して下さい。
121	給湯立ち消え安全装置作動 ※ガスメーターがガス遮断していないか確認して下さい。
032	浴槽排水栓閉め忘れ ※浴槽の排水栓をし、再操作をして表示が出なければ正常です。
032	流量不足、排水栓の閉め忘れ ※循環口フィルター詰まりの可能性など

エラーコードが出ている場合は、メーカーの説明書や公式サイトで内容を確認し、指定された対処を行うか、修理依頼が必要です。

また、エラーコードが表示されていない場合でも給湯器の故障が発生しているケースがありますので、エラーコードが表示されない＝必ず正常というわけではありません。

水道メーターのチェック

外部の水漏れが原因か判断するために、水道メーターが回っているかを確認しましょう。

水道メーターの確認は、修理業者が原因を判断するうえで非常に有効な情報になります。

漏水箇所や、水漏れの量（ポタポタ or 大量）

水漏れの箇所と量も事前に確認しておくと対応が早くなります。状況によりますが、スマホで写真を撮って送ると業者側も確認しやすくスムーズです。

漏水量が多い場合は、すぐに管理会社または業者へ連絡してください。

考えらえる水漏れの原因

給湯器の水漏れは、いつ起こるのか分からないトラブルです。昨日まで問題なかったのに、知らない間に水が漏れてきた…というケースが意外と多く戸惑ってしまうことが多いと思います。

実際に給湯器の水漏れトラブルで、考えられる原因をご紹介してみたいと思います。

パッキンや配管の経年劣化

給湯器には複数の配管がありますが、接続部に使用されるパッキンが劣化しやすいです。

使用年数が経過するほど、パッキンのゴムが硬化したり、ひび割れが起こったりして水漏れが起こります。

一時的に補修テープなどで止水することもできますが、早めに交換が必要です。また、初期段階はポタポタと少量の水漏れだったのが、徐々に水漏れの量が増えてくるパターンが多いため早めに修理を依頼しましょう。

配管の凍結・破損

給湯器のトラブルは冬場に多いです。寒い時期で暖かいお湯が欠かせないにもかかわらず、気温の低下によって配管が凍結し、給湯器や配管が破損しやすくなるためです。

給水管や給湯管の中の水は、気温が氷点下まで下がると凍結し、その際に膨張して配管の内側から強い圧力がかかります。その結果、配管に亀裂が入ったり、凍結が解けた瞬間に大量の水が一気に噴き出したりする場合もあります。

被害が大きくなりやすいので、早急な修理が必要になるケースが少なくありません。

取付工事のミス

設置からそれほど年数が経っていないにも関わらず水漏れしている場合は、施工不良の可能性も考えられます。

配管の締め付け不足、パッキンの取付ミス、配管の設置ミスなど稀に発生するケースがあります。数日〜数か月以内に水漏れが発生した場合は、施工した業者の保証対象になる可能性が高いです。

悪質な業者だと取付ミスを隠蔽されることもあるので、施工した業者とは別業者に点検を依頼するのも一つの方法です。

水漏れが酷い場合に自分でできる応急処置

給湯器の水漏れが「ポタポタ」ではなく、水浸しになるレベルの場合は、被害の拡大を防ぐために自分で応急処置を行うことは有効です。

専門業者が到着するまでの間に、自分でできる対処法をご紹介したいと思います。簡単な操作ですが元栓の場所などが分からない場合は、サポートダイヤルや業者スタッフと電話しながら操作するのがおすすめです。

給湯器の電源を切る

まず最初に行うべきなのが、給湯器のリモコンから電源を切ることです。可能であれば、給湯器本体のコンセントを抜くことで、より安全に電源を遮断できます。

コンセントが濡れている場合は、感電のリスクがあるので触らないようにしましょう。

止水栓・ガス元栓を閉める

給湯器へ供給されている水とガスを止めます。

給湯器本体の下部には、給水用の止水栓が設置されており、閉めることで給湯器の水漏れを防ぐことができます。止水栓の場所が分からない場合は、水道メーターの元栓を閉めることで、建物全体の給水を止めることもできます。

安全のためにガス元栓も閉めておくと安心です。

必要以上に触らない

水漏れがひどいからといって、必要以上に給湯器を触ったり、動かしたりすると感電のリスクや状況が悪化する場合もあり、給湯器本体や工事保証が受けられなくなるケースもあります。

電源を切る止水栓、ガス元栓を閉めたら専門業者の到着を待つのが良いです。

水漏れを放置するとどうなる？

給湯器から水漏れがしているけど少しだからまだ大丈夫。と症状から思われるケースもありますが、放置すると命周囲に被害や迷惑が及んだり、時には命に関わる危険へと発展する可能性があります。

見た目では分からない不具合を抱えている場合もありますから、なるべく早めの点検を受けられるのがおすすめです。水漏れでとくに注意したいリスクは以下の3つです。

一酸化炭素中毒

給湯器内部に水が侵入すると、燃焼状態が不安定になり、不完全燃焼を起こす危険性があります。

その結果、無色・無臭で気づきにくい一酸化炭素（CO）が発生し、室内に充満すると、頭痛、めまい、吐き気などの症状や最悪の場合は意識障害や死亡事故につながる恐れもあります。

屋内設置型・PS設置型の給湯器は、換気が不十分だとリスクが高まります。

※ 参考サイト：ノーリツ｜一酸化炭素中毒とは？

漏電やショートによる火災

給湯器内部には、電装基板や配線などが多く使われています。

もしも、水漏れによってこれらが濡れてしまうと漏電やショートを起こす可能性が否定できません。最悪の場合は、火災に繋がる危険性もありますので注意が必要です。

とくに、エラーが頻発する・勝手に電源が落ちるなどの症状が出ている場合は、早急な点検が必要です。

階下など周囲への被害・損害賠償リスク

マンションやアパートなどの集合住宅では、階下への漏水による二次被害に繋がるリスクが考えられます。

階下部屋の天井・壁紙のシミの発生、カビの発生や構造材の腐食など水漏れの被害が大きいほど、修繕費だけでなく損害賠償問題に発展する可能性もあり、金銭的な負担が大きくなります。

戸建ての場合も、外壁や建物基礎部分の劣化進行などの可能性もあります。木造住宅などは気を付けたいところです。

給湯器の水漏れでよくあるFAQ

当日すぐに対応してもらえますか？

ミズテックなど専門業者は対応エリアであれば最短30分以内〜当日中の訪問対応が可能です。ただし、12月〜2月頃の冬季は繁忙期となり予約が取りづらくなります。

少しポタポタ垂れているだけでも修理は必要ですか？

はい、必要です。少量の水漏れでも、内部部品の劣化や配管トラブルが進行している場合があります。放置すると突然大量漏水や基板故障につながるため、早めの点検をおすすめします。

水漏れしていてもお湯は使えますか？

やむを得ない場合を除いて使用を控えましょう。漏電・ショート・不完全燃焼などのリスクが高まり、状況が悪化する恐れがあります。

賃貸住宅ですが、業者を呼んでも大丈夫ですか？

給湯器はオーナー所有物のため、必ず管理会社または大家さんへ先に連絡してください。。